その他の害虫|ムカデ・クモ・トコジラミなどの駆除

シロアリ・ゴキブリ・ハチ・ネズミ・ダニ以外にも、住まいに出没して困る害虫は数多く存在します。

このページでは、ムカデ、トコジラミ(南京虫)、クモ、ノミ、アリなど、住宅で問題になりやすい害虫の特徴と駆除方法をまとめています。被害の程度や害虫の種類によって、自分で対処できるケースと業者に依頼すべきケースがありますので、判断の参考にしてください。

目次
  1. ムカデの特徴と駆除方法
  2. トコジラミ(南京虫)の特徴と駆除方法
  3. クモの特徴と対処法
  4. ノミ・アリ・その他の害虫
  5. 駆除費用の目安
  6. その他の害虫駆除に対応できる掲載企業
  7. まとめ

ムカデの特徴と駆除方法

ムカデは湿気の多い場所を好み、春〜秋にかけて家屋に侵入します。体長は5〜15cm程度で、強い毒を持つ顎で咬みつきます。咬まれると激しい痛みと腫れが生じ、まれにアナフィラキシーショックを引き起こすこともあります。[出典:日本ペストコントロール協会]

基礎の隙間からムカデが侵入する経路のイメージ
ムカデは基礎の隙間や排水口から侵入する

主な侵入経路

  • 基礎と土台の隙間
  • 排水口・換気口
  • 窓やドアの隙間
  • エアコンの配管穴

駆除・予防方法

  • 侵入防止:家の周囲に粒状の忌避剤を散布し、基礎周りの隙間を塞ぐ
  • 室内での遭遇時:凍結スプレーまたはムカデ用殺虫剤で対処
  • 環境整備:家の周囲の落ち葉や石を整理し、湿気を減らす
  • 業者依頼:毎年繰り返し侵入する場合は、建物周囲への薬剤散布を業者に依頼
つまり、ムカデ対策は侵入口の封鎖と周辺環境の整備が中心です。毎年の侵入が続く場合は、業者による建物周囲への薬剤処理が効果的です。

トコジラミ(南京虫)の特徴と駆除方法

トコジラミは近年、国内での被害が急増している害虫です。体長5〜8mmの扁平な体で、ベッドやソファの隙間に潜み、夜間に人の血を吸います。刺されると強いかゆみが1〜2週間続きます。

トコジラミの厄介な点は、市販のピレスロイド系殺虫剤に対する抵抗性(スーパートコジラミ)を持つ個体が増えていることです。海外からの持ち込み(旅行かばんや中古家具)が主な発生原因となっています。[出典:国立感染症研究所]

マットレスの縫い目に潜むトコジラミと糞の黒い点
マットレスの縫い目に潜むトコジラミの痕跡

トコジラミがいるかどうかのチェック

  • 朝起きると腕や足に一列に並んだ赤い刺し跡がある
  • マットレスの縫い目やベッドフレームの接合部に黒い点(糞)がある
  • シーツに小さな血のシミがある
  • 寝室で独特の甘い臭いがする

駆除方法

  • 高温スチーム処理:80℃以上のスチームをマットレスや家具の隙間に当てる
  • 残効性薬剤の散布:プロパジュール系など抵抗性トコジラミにも効く薬剤を使用
  • 寝具の高温乾燥:シーツやカバーを60℃以上で30分以上乾燥させる
  • 隙間の封鎖:壁紙の隙間、コンセントカバーの裏など潜み場所を塞ぐ

トコジラミは自力での完全駆除が難しく、業者への依頼が基本です。特にマンションやホテルでは、隣接する部屋への拡散を防ぐためにも早急な対応が必要です。

つまり、トコジラミは市販の殺虫剤が効きにくいため、発見したら早急に業者に相談してください。放置すると被害が拡大し、駆除費用も膨らみます。

クモの特徴と対処法

家の中に出現するクモの多くは無害で、ゴキブリやハエなどの害虫を捕食する益虫でもあります。ただし、見た目の不快感から駆除を希望されるケースは少なくありません。

家屋で見られる主なクモ

種類 体長 特徴 人への害
アシダカグモ 脚を含め10cm以上 大型で素早い。ゴキブリを捕食する なし(益虫)
ハエトリグモ 5〜10mm 小型で跳ねるように移動。小さな虫を捕食 なし(益虫)
ユウレイグモ 脚を含め5cm程度 天井隅に不規則な巣を張る なし
セアカゴケグモ 約1cm 背中に赤い模様。特定外来生物 あり(咬まれると痛み・腫れ)

セアカゴケグモは特定外来生物に指定されており、咬まれると痛みや腫れ、まれに全身症状が出ることがあります。発見した場合は素手で触らず、お住まいの自治体に通報してください。[出典:環境省 特定外来生物情報]

クモが頻繁に出現する場合は、餌となるゴキブリやハエなどの害虫が多い可能性があります。クモ自体の駆除よりも、ゴキブリの駆除など餌となる害虫の対策を優先するのが根本的な解決策です。

つまり、家屋のクモの大半は無害な益虫です。大量発生している場合は、クモ自体よりも餌となる害虫が多い可能性を疑い、根本原因に対処しましょう。

ノミ・アリ・その他の害虫

キッチンの壁際を行列で移動するアリ
食品を求めて侵入したアリの行列

ノミ

ノミは主にペット(犬・猫)を介して室内に持ち込まれます。体長1〜3mmで、人やペットの血を吸い、刺された箇所に赤い発疹と強いかゆみが出ます。

  • 対策の基本:ペットへのノミ駆除薬(動物病院で処方)と、室内の掃除機がけ・寝具の洗濯
  • 業者依頼の目安:ペットがいないのにノミが発生する(野良猫が床下に侵入している等)、市販品で改善しない場合

アリ(室内侵入)

アリが室内に侵入するのは、食品や甘い飲み物を求めて餌場と巣の間にフェロモンの道を作るためです。

  • 対策の基本:侵入口を特定してシリコンなどで封鎖、食品の密封保存、市販のアリ用ベイト剤の設置
  • 業者依頼の目安:建物の構造に巣を作っている(壁内のアリ道)、シロアリとの見分けがつかない場合

なお、羽アリを発見した場合はシロアリの可能性があります。シロアリ駆除のページで羽アリの見分け方を解説していますので、あわせてご確認ください。

その他(ヤスデ・カメムシ・チャタテムシ)

害虫 主な被害 対策のポイント
ヤスデ 不快害虫(咬まない)。踏むと悪臭 家の周囲への忌避剤散布、排水溝の清掃
カメムシ 不快害虫。悪臭を放つ 侵入口の封鎖、窓周辺への忌避スプレー
チャタテムシ カビを食べる。大量発生で不快 除湿とカビの除去が根本対策
つまり、これらの害虫は種類に応じた個別対策が必要です。被害が軽微で市販品で対処できるケースも多いですが、発生源の特定が難しい場合や大量発生時には業者に相談してください。

駆除費用の目安

その他の害虫の駆除を業者に依頼した場合の費用目安をまとめます。

害虫 費用目安 備考
ムカデ(建物周囲の薬剤散布) 約1万〜3万円 建物の外周に沿って散布
トコジラミ(1部屋) 約2万〜5万円 スチーム処理+薬剤散布
トコジラミ(複数部屋・全館) 約5万〜15万円 被害範囲による
ノミ(室内駆除) 約1万〜3万円 薬剤散布+再発防止
アリ(侵入対策) 約8,000〜2万円 侵入口特定・封鎖含む

※上記は業者ヒアリングに基づく概算です。実際の費用は現地調査後のお見積もりで確認してください。

害虫駆除全般の費用相場や見積もり比較のコツについては、害虫駆除の費用相場と見積もりのポイントで詳しく解説しています。業者選びの基準は、信頼できる害虫駆除業者の選び方をご覧ください。

つまり、害虫の種類と被害の規模によって費用は幅がありますが、まずは現地調査(多くの業者が無料で実施)で正確な見積もりを取ることが第一歩です。

その他の害虫駆除に対応できる掲載企業

害虫PRESSでは、ムカデ・トコジラミ・ノミ・アリなど幅広い害虫に対応した駆除業者を掲載しています。対応可能な害虫の種類と料金を比較し、ご自身に合った業者をお探しください。

他の企業も確認したい方は、掲載企業一覧をご覧ください。

つまり、当サイトの掲載企業は独自の審査基準を通過した業者のみを掲載しており、複数社を比較して検討いただけます。

まとめ

ムカデ・トコジラミ・クモ・ノミ・アリなど、住まいに出没する害虫は種類によって対処法が大きく異なります。クモのように基本的に無害な種類もあれば、トコジラミのように自力での駆除が困難な種類もあります。

市販品で対処できるケースも多いですが、発生源がわからない場合、大量発生している場合、トコジラミなど専門的な駆除が必要な場合は、早めに業者に相談することで被害の拡大を防げます。

害虫の種類がわからない場合や、どう対処すべきか迷った場合は、まずは無料相談をご利用ください。当サイトの掲載企業から、お住まいの地域に対応した駆除業者をご紹介いたします。

参考リンク

お困りの方へ

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